牛乳や乳製品は中性脂肪に影響する?

ヨーグルト中性脂肪を下げるために、あまり良くないのかなと悩む食材の一つとして「乳製品」があげられます。

事実、この乳製品に含まれる脂肪酸が中性脂肪やコレステロールの数値を上げてしまうといわれています。

乳製品というと牛乳をはじめバター、チーズ、ヨーグルト、生クリームなどです。実はその全てに中性脂肪を上げてしまう脂肪酸が入っています。

乳製品の中でも牛乳だけを目にすると身体に良さそうなイメージがありますが、乳製品にはバターやチーズ、生クリームなども含まれ、様々な料理に使われています。

では具体的に乳製品の中のどのような脂肪酸が中性脂肪を上げてしまうのでしょうか?

また、この脂肪酸が多く中性脂肪を上げてしまう注意すべき乳製品はどれなのかも紹介します。

乳製品に含まれている飽和脂肪酸

チーズ中性脂肪に気を使っている人にとって乳製品を敬遠しがちになる理由として飽和脂肪酸があります。

脂肪酸には3種類あり飽和脂肪酸はその一つです。

  • 飽和脂肪酸
  • 不飽和脂肪酸
  • トランス脂肪酸

乳製品に含まれている飽和脂肪酸は摂取量が多くなるとLDL(悪玉)コレステロールを増やすといわれています。
LDLコレステロールが増えるとHDL(善玉)コレステロールが減少して更にLDLコレステロールが増えていくといった悪循環が出来ていきます。

また脂肪酸は中性脂肪の元でもあるのです。(中性脂肪を分解すると飽和脂肪酸とグリセリンになります)

健康面で取り沙汰される乳製品ではありますが、摂取しすぎないほうが良いでしょう。

乳脂肪分が多いのはバター

乳牛乳製品は牛乳を始めバターやクリーム、チーズなど様々なものがありますが、種類によって飽和脂肪酸の量が違ってきます。

製品100gあたりの脂肪酸の量を比較してみましょう。
一番多いのがバター で52.4g
その次に多いのが生クリームで27.6g
チーズは16gとなります。
比較的少ないのは牛乳が2.7g
ヨーグルト は1.8gとなります。

このように考えるとバターの量が多いですが、バターは調理の際に100g使うというのはあまりないでしょう。

ところが料理によっては、例えばパウンドケーキをはじめとした洋菓子などを作る場合は多くのバターを必要としますので、この場合は注意しないといけません。

使用する場合は量に気をつける

お医者さんここまで見ていると「乳製品は避けたほうが良い」と思っている人もいるかもしれません。

ですが、実際に使用する量で摂取しすぎるといった事がない場合はそれほど乳製品が中性脂肪を増やす原因になるという事は少ないと思われます。

ただ、以下の場合は摂取量を減らすようにしたほうがよいでしょう。

  • 牛乳を1日にコップ1杯以上飲んでしまう
  • 体によいからと毎食時にヨーグルトを食べるようにしている
  • チーズが好きで頻繁に調理に使ったりおつまみなどでよく食べてしまう
  • 洋菓子のスイーツを食べる機会が多い
  • 自分で溶かしバターなどを入れて作る焼き菓子などをよく作って食べている

実際にどのぐらいの量であれば問題ないのかという部分になりますが、一般的によく摂取する可能性がある乳製品といえば牛乳になります。

牛乳であればコップ1杯分(200ml)ぐらいを目安にすると良いでしょう。

他にもこんな工夫が出来ます。

乳製品の飽和脂肪酸の対策として摂取する乳製品を工夫するといった方法があります。
牛乳を購入する時には低脂肪、無脂肪など、脂肪分が低いものを選ぶようにします。

例えば粉末のスキムミルクなどは乳脂肪分が低くなっているので、調理などに取り入れても良いですね。

同じようにヨーグルトでも低脂肪や無脂肪ヨーグルトが出てきていますので、そういった製品を選ぶようにする事で乳脂肪対策になります。

チーズでも低脂肪のチーズといった商品が増えてきているので選ぶというのも一つの方法でしょう。

他には、乳製品を摂取する際に食物繊維を一緒に摂取するという方法がおすすめです。

例としてシチューやグラタンなどのホワイトソースを使用する場合、きのこを複数の種類を使用する方法があります。

きのこシチューやきのこグラタンなどにすると食物繊維をたくさん摂取する事が出来るので、摂取しすぎた脂肪分などを排出する手助けをしてくれます。

中性脂肪に関してはまいたけに含まれるMXフラクションが有効なのでうまく取り入れて活用しましょう。

乳製品は適量摂取がおすすめ

乳製品の低脂肪に関してはヨーグルトの場合、かえって糖分が高い商品が多くなるといったデメリットも指摘されています。

乳製品の代表として牛乳が挙げられますが「準完全栄養食品」と呼ばれるほどたんぱく質やカルシウム、ビタミンAやB群、Dといった様々な栄養素を摂取できる食品でもあります。

低脂肪を選択してたくさん食べるというよりは、適量を摂取する「乳製品を取り過ぎない」という方法で中性脂肪対策をしていくのも一つの選択肢ですね。